住み替えを考えているので、ネットで狭い都会の住宅地でも住みやすく、あまり外部の干渉を受けないようなイメージの家を探しているうちに、Architect Show Co., Ltd. のサイトに立ち寄り、あ~これ?と言う家を見つけました。


    「木と石の家」と名付けられているこの家は異なる3つの色と素材で、キューブではないが、箱型をずらした事で、シンプルに見えるデザインが実は見る角度によってそれぞれ豊かな表情を見せてくれます。



    最初は、階段下収納できるのに空間が勿体ないとか、手すりが無くて子供が上り下りが怖くてしょうがないとか思っていましたが、すみません、 壁から突き出ているだけの階段で、実にプロらしいデザインのモタンでおしゃれな階段空間です。


    キッチンダイニングとリビングの空間は繋がっていながら独立して、バランスがいいです。ちょっと不思議な感覚ですが、天井は床と同じく木材を使っていて統一感があります。その天井の木材にまた不思議な溝があり、中から柔らかい光が漏れて、室内空間がなんとも優しい雰囲気になります。


    それぞれの部屋は、バルコニーによって外気と繋がっているので、開放感がたっぷりあり、ちょっとしたパーティーとかでも、戸を開けていれば窮屈な思いはしないでいられますね。



    琉球畳を置いた現代的な和モダンは日本家屋を演出します。独立した和室は来客用にもなる必須な一部です。



  各フロアにあるバルコニーは実に上手く部屋と接続していて、ベッドルームも閉塞感が無いですね~狭い都会で住むならどんなに小さくても欲しい空間です。



    浴室ですね。最後まで見てわかったのですが、この家は全て間接照明を使っているんですね。角ばった外観と違い、家の中は実に柔らかい雰囲気で、優しいです。箱型デザインで外から見ると、採光がちょっと足りるかな?と思っていたところ、実はバルコニーが箱の中にあって、上から採光が取れ、また各部屋に繋がっているから、プライバシーへの配慮と同時に、解放感もしっかりあって、理想的な、都会に相応しい、モダンでスタイリッシュな住宅です。