言葉足らずのタイトルで申し訳がありません。前回の投稿である「タイニーハウスムーブメントの発起人が作った家があまりにも有名でしたので」をずっと考えていたら、多分日本的感覚でタイニーハウスを突き詰めて行けば、こうなるではないかと言う事です。

    実体験からの話ですが、取り敢えず聞いて下さい。

    筆者が住んでいるのは、東京都とは言え、都心から離れた下町です。ローカル線の駅からは近いが、JR線の駅からは15分以上の距離があり、女性の足なら20分以上かかるところです。ところが何十年経っても解決されない待機児童問題で、子供を幼稚園やお教室まで送り迎えするのはJR線の2駅先にある場所でした。

    毎日朝お弁当を作ってから、子供を起こし、身支度を整えてから駅まで20分歩き、年少の子供はいつも「抱っこ~」とせがむので、通園やイベントの荷物を抱えた上抱っこして電車で往復する、家に戻ると倒れそうになりますが、まだ掃除や洗濯があり、そして仕事もあります。子供が帰ってくるときはお友達付き合いにも、ずっとついていなければならず、毎日の子育ては狂ってしまいそうな疲れが押し寄せて来ます。

    なんで日本での子育てがこんなにも大変なのかと思いましたね。筆者は海外生まれの帰国者ですので、海外と比較すると、日本は役所、教育委員会、養育施設、夫までも、節々において、子育て主婦に対する無責任さがあり、その上核家族文化を推し進めるから、子育てを母親に押し付ける傾向がかなり強いです。

    どうすれば子育て環境を改善できるかを考えた末、せめて体力を奪われない、待機時間を無駄にしないよう、キャンピンクグカーを購入しました。筆者にとって、育児や家族旅行、買い物した荷物を担ぐ代わりに駐車場で一眠り、SOHOの移動事務所代わりにも使っていたキャンピングカー、正にタイニーハウスの究極の形です。

    キャンピングカーと言えば、コスト的に大きな負担となるのが今までのイメージでしたが、実際は車種によって、手頃なキャンピングカーもあります。「軽キャン」と言われる軽自動車をキャンピングカーに改造したものが代表的であり、既に国内でも広まっていますので、買った方も多いかと思います。

    アイキャッチに使った上記の写真はカスタムセレクトのロードセレクト・コンパクトです。

❝http://www.az-max.co.jp/

    AZ-MAXのK-aiです。エレベータールーフで広々な室内空間を実現しています。軽自動車キャンピングカーの良さは、女性が楽に扱えるので、女性や子供だけでもアウトドアライフを充分に楽しめるところにあります。

❝http://www.fieldlife.co.jp

    フィールドライフの新型バロッコは大型モーターホーム並みの断熱構造で、今までキャンピングカーで一番困る、気温変化による室内温度変化問題を軽減できそうです。


❝http://www.indiana-rv.net/

    キャンピングカーの老舗であるインディアナRV社のインディ727、最大な特徴は、軽量化による安全性の向上です。ボディ素材は発砲フォームを挟んだアルミ板を使い、高い断熱性があり、アルミ自体は100%再生可能です。軽自動車のキャンピングカーは見た目だけでも、スタイリッシュで可愛いらしいのです。


❝http://www.okamotors.co.jp/

    四国地方の岡モーターズのミニチュアクルーズシリーズは、電装設備とアイディア収納が詰まった女性にも優しい軽自動車のキャンピングカーです。

❝http://www.autoone.co.jp

    神奈川県のオートワンが作り上げた給電君ポップアップバージョンはソーラー+外部給電で家電製品が使えちゃう、乗員4名がそのまま全員就寝できちゃうすごいやつです。内装の写真からは、とても軽自動車のキャンピングカーと思えないほどの品質です。

❝http://www.toy-factory.jp

    トイファクトリーのトイボックスミニは軽キャンの先駆けとも言える存在で、旅の基本的コンセプトを継承した大人のおもちゃ箱で、新しい旅の形と寛ぎの空間を提供してくれます。

❝http://catalog.vs-mikami.com

    バンショップ・ミカミの「テントむし」は軽キャンブームの火付け役となった1台、筆者もキャンピングカーを検討した時に、候補にしていた1台です。最近また大きな話題を呼びそうは6タブテントむしを完成させています。どんなキャンピンカーか気になりませんか?公式HPで見てください。びっくりしますよw いい意味で。

    他にもいろいろなキャンピングカーがありますので、ネットで「軽キャン」を検索すると、架装メーカーや販売店に限らず、実際のユーザーの使った感想など、生の声が聞こえて来ます。移動できるタイニーハウス、どうでしょうか、筆者は普通の自動車からキャンピングカーに乗り換えて、本当に良かったと思いました。

    実際に固定の家を持たず、キャンピングカーに住む日本の若者が僅かに増えています。「男のロマン」とか「秘密基地的なあこがれ」とか言われていますが、キャンピングカーライフを楽しむ女性も少なくないのです。

    日本では、住所不定だと社会生活を送る事が難しいので、前提として、実家があり、家から離れた所に勤めている人や、県外の大学へ通う大学生など、定期的に帰れる場所があれば、わざわざアパートを借りるより経済的であったりします。

    しかし、本格的キャンピングカーに住むとなるなら、一人でも、軽キャンはちょっと厳しいかな~別に誰にも頼まれていませんが、折角話題が及んだので、一人暮らしに適しているキャンピングカーについて考えて見たいです。そのうち、記事にして行きたいと思います。